大府市デイサービスセンター慰問

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

奈心塾 塾長 大島です。

8月26日

大府市デイサービスセンターに行ってきました。


慰問

慰問は、大府支部を敬信館 館長が指導してくださっていたころからの社会奉仕活動であり、奈心塾となってからも引き継がせていただいている活動です。

新型コロナウイルスの影響でこの活動も中止が続き、奈心塾の中で経験したことがある子はほぼいません。

今なお、利用者様の安全考慮の為、マスク着用での演武となりました。

利用者様は普段小学生や中学生と関わることがなく、この日を楽しみにしてくださっていたそうです😊😊

門下生10名が、緊張しながらも演武をさせていただきました。

日頃の稽古を重要視しているからこそ、演武(見せる)の為のリハーサルは敢えてしていません。

普段の稽古をしっかりやっている子にとって、特別ではなくできて当たり前なのです。

実際、演武は完璧ではなく失敗もありましたが、利用者様は温かく見守ってくださり、声を出して応援をしてくださいました。

門下生は演武を通して、指摘されなくても自分が練習不足だったことに自ずと気付くのです。

指導者が注意するよりも、自分で気付いていくことが上達への近道だと私は思います。

この経験が門下生を成長させるのです😊

演武の後は利用者様との交流会

コロナ禍を経験した門下生はコミニケーションを取ることが少し苦手ですが、自分の名前を伝えながら利用者様に名前を教えていただき、そこから話題を広げていきました☺️


今の日本があるのは人生の先輩方のおかげ

1人の利用者様から門下生に問題✏️

「私は何歳に見える?」

と聞かれて、門下生は正直に

65歳だと思います!

と答えると、利用者様はとっても嬉しそう😊

「嬉しいわ〜!私今95歳よ。戦争があった時は女学生だったのよ」

とのこと。

門下生と一緒に聞いた私はビックリ🫢‼️

とても95歳とは思えないくらいお元気な方でした😊

笑顔で戦争のことを口にした利用者様。

今、私達が普通だと感じる生活が当たり前に過ごせるのは、戦争があった時代を生き抜いてくださった方がいるからだと思います。

人生の先輩方を敬い、時間を共有してお話できたことは貴重な経験でした。


大府市デイサービスセンター 閉所

敬信館 館長がこの社会奉仕活動を切り開いてくださり、来年もこの活動ができると思っていたのですが、大府市デイサービスセンターは来年3月で閉所が決定したと施設職員の方から聞きました。

この日が奈心塾として大府市デイサービスセンターでの、最初で最後の演武となりました。

大府支部の時の館長や演武を覚えていらっしゃる職員の方が5年前の話をしてくださり、館長が活動を続けてきたからこそ、そんな嬉しいお話を聞くことができました。

利用者様に元気をお届けしたいという想いで演武を行いましたが、逆に利用者様からたくさんの元気とお話を聞かせていただき、とても良い経験と思い出になりました。

大府市デイサービスセンターの職員の方、利用者様、ご協力いただきありがとうございました。

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